古い鉋を手に入れた
銘は消えているが
花押kaohは残っている
鋼haganeにグラインダーをかけた
火花は炭素鋼系で
おそらく玉鋼と思われる
手許にあるこの鉋の銘に
似ている気もする
頭も同様の綿帽子
削り幅およそ4cmの寸三鉋
身の馴染がかなり
透かれているのは
古い鉋によく見られる
厚みも薄く
頭の厚いところで8.5mmほど
刃先部分は約6mm
刃角度はかなり低いので
刃先から1.5mmほどを
約28度で研ぎ上げた
新しい台に挿げ
押金(裏金)を付け
二枚刃鉋として仕立てた
さっそく仕事で使ってみた
粘りのある桑材も軽快に削れ
削り肌も問題なし
動画撮影後の刃先
ほとんど変化なし
琵琶の鹿頸shishikubiは
平鉋では無理だったので
反り鉋とスクレーパーで仕上げた
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