修復中の18世紀マンドリンと
次回製作するマンドリンのために
ペグを作る準備
ジュジュベ材は堅く緻密なので
炭素鋼の初弘鉋が向いている
優れた炭素鋼は切れが軽く
しかも刃先が強靭
旋盤加工のための下準備完了
こちらは広島県在住の刀匠久保善博氏
現在無鑑査(刀剣コンクールに於いて
複数の特賞を受賞)の実力派
日本古来の「たたら製鉄」に関する
論文(銑zuku生成のための
酸化チタンの働きと重要性を解明)は
これまでの常識を覆すものとして
注目されているようです
工房に寄って下さいました
若い頃、スペインとフランスに
留学されていて
その時の思い出話は
たいへん興味深かった
こちらは工房の様子
製作中の19世紀ギター
フレットを打ち込む準備
NAKAYAの替刃式鋸
組子用
この特殊鑿nomiは
ヤスリを焼き戻して自作したもの
ヤスリの跡が残っている
修復中の18世紀マンドリン
指板加工中
指板装飾の欠落パーツを
白蝶貝で作っているところ
ヤスリで整えて出来上がり
中央はオリジナル
このように象嵌する
18世紀マンドリンの修復
使っている小刀は
古い会津製の特殊鉋の刃で
作ったもの
刃の先端を反り上げている
銘は重春
こちらは
古い両刃鋸の横挽き刃部分を
画像のようにカットして作った
縦挽き専用鋸
ウォルナット材を縦引き
こちらは一尺窓鋸で
楠材を挽いているところ
窓鋸は縦挽きでも威力を
発揮してくれる
窓鋸独特の挽き屑
このように接着
次に製作する18世紀マンドリンの
内型を作る
以前紹介した中国の叙事詩
されいるのを発見
正倉院所蔵のものと同様の
楽器と撥が使われていて
トレモロまでなされている
こちらは工房の様子
ハイス全鋼豆平鉋の刃口が
乱れてきたので
真鍮板を埋めることにした
瞬間接着剤で接着
出来上がり
製作中の19世紀ギターの
黒檀バインディング削り