2024年3月19日火曜日

19世紀ギター、ネックとヘッドのVジョイント

 


製作中の19世紀ギター2台
ネックとヘッドのVジョイント加工




こちらはネックヒール部材の加工

短い材には短い鉋が向いている
これは荒削り用寸四

そして仕上げ削りは寸八鉋







そしてタイトボンドで接着

2024年3月16日土曜日

イベントの紹介

 

3月20日(水)、京都にある
梅ヶ畑祭祀遺跡」に関する講演が
地元でオペラや芝居、演奏会、寄席、
講演会などの催しを企画されているSUENOPERAスエノペラで行われます
梅ヶ畑祭祀遺跡のことは知らなかったし

そこで出雲の荒神谷遺跡から
出土している銅鐸と同じもの
(同じ鋳型が使われた同范鏡)が
4点も出土している
びっくりです

4月19日のイベント
マリアハープと19世紀ギターの調べ

そして4月21日の神戸でのイベント
平家琵琶奉納演奏
拙作の平家琵琶が登場します

2024年3月15日金曜日

19世紀ギター製作 ヘッドとネックの加工

 

19世紀ギターのヘッド加工

刃先が複目の縦挽き鋸が
威力を発揮してくれました

銘は中屋定次郎でしょうか
  










そして鉋で厚み出し
荒削りは清忠銘寸二


仕上げ削りは大巖銘寸八


厚みが決まり
糸巻きを収める穴を開ける

穴開け完了

ヘッドを所定の角度と長さにカット

導突鋸が活躍





そしてネックの加工



ガガリ鋸の銘は

ネックの幅を決める
仕上げ削りは大巖寸八
3日前に研いでかなり使ったが
まだまだ切れる


Vジョイント部分の加工

重利銘鑿nomiも活躍

どっしりとした重量感と安定感で
安心して削ることができる