2024年1月22日月曜日

殿町マルシェ 筑前琵琶転手

丹波篠山市の一角に
かつて八上城という
山城があった城下殿町で
1月28日(日)
殿町マルシェが開催されます
午後2時からは
マリア味記子さんによる
ミニ・コンサートも行われます
当日演奏の中から


こちらは工房の様子
筑前琵琶の転手作り




2024年1月20日土曜日

北斎とホアン・エスカンデル

 

1937年生まれのスペインの
イラストレーター、Joan Escandell 
ホアン・エスカンデル氏が描いた
動物と江戸時代後期の絵師
葛飾北斎の三体画譜に
描かれた動物を比較
いろいろと興味深い
エスカンデル氏のイラストは
すべて無料ダウンロードできる
配慮がなされている





こちらは北斎の三体画譜の序文

「書に真行草の三体あり 画も又しかり 豈aniただ書と画とのみならんや 花のまさにひらくや真なり かつちりかかるは行なり 落花狼藉は草なり 月のまさにみつるや真なり 弓張月とかたふく行なり 晦日にちかき有明は草なり 雪のふり積るや真なり 綿帽子とふりかかるは行なり 大根おろしととくるは草なり しからば雪ころばしのいはれ」

「この返答に行くれて跡へも先へもまいりがたく これなん窓の梅の北斎が雪の封きり絵本の板元十二街中にあまねく円転して 世上に流行する事なを雪まろけの布袋hoteiとなり 雪仏となり 雪の山とも形をうつして 気韻生動いきてはたらくいきほいは北斗をいただく狐の如き 変化自在の筆のあとにかき尽す稿本の数十張 これを三体画法と云 乙亥kinoto-iのとし(文化11年・1814年)霜月(陰暦11月)
雪ふりける朝 蜀山人書」





2024年1月15日月曜日

ビウエラこれから弦を張る そして和歌


 
特注のビウエラ Vihuela
これから弦を張る




宗達soutatsu下絵、光悦kouetsu筆による
鶴図下絵和歌から中納言家持
cyunagon-yakamochi(大伴家持)の歌
「かささぎの わたせるはしに
おく霜の しろきを見れば 夜ぞふけにける」

こちらは在原業平
ariwara-no-narihiraの歌
「つきやあらぬ はるやむかしの
春ならぬ 我身ひとつは もとのみにして」

2024年1月13日土曜日

Vihuela ビウエラのペグ完成


製作中の特注ビウエラの
ペグ出来上がり

マリアハープも完成



こちらは
宗達下絵、光悦書の
鶴図下絵和歌から柿本人丸
kakinomoto-no-hitomaruの歌
「ほのぼのと 明石の浦の 朝霧に 
しまかくれ行 ふねをし思ふ」

そして凡河内躬恒
ooshikouchi-no-mitsuneの歌
「いづくとも 春のひかりは わかなくに まだみよしのの 山は雪ふる」