2016年6月10日金曜日

杉山泰平氏の陶工房 涓々窯

行きつけの理髪店の
店長さんから
涓々窯という陶工房が
近くにあるよ
と教えてもらったので
さっそく行ってみた
ここから3kmほどしか
離れていない・・
近いではないか・・

15年ほど前に工房を
構えたということですが
近くは何度も
通っているものの
山道を少し入り込んだ
ところなので
これまで気が付かなかった

カフェ・テラスもある
ということだったので
ちょっとコーヒーでも・・
と思って訪ねたが
テラスから眺められるように、と植えた花々が
イノシシ、鹿にあっという間にやられてしまった
ということで、現在はやっていないということでした

それでも
展示されている作品は
すばらしいセンスで
目が奪われた
手持ちも心地よく
軽く、バランスもよい
同じものでも
工房によっては
重さやバランスに
バラつきがありがちですが
ここのものはほとんど
気になりません

価格も驚くほどリーズナブル


食器以外にも
オブジェ風の作品も
展示されていましたが
これらもセンスがよく
素晴しいものばかりでした

風化した真柏の樹皮のような存在感が素晴しい

一緒に行った知人が
杉山さんの足元に
埃Hokoriを被って
置いてあった作品を
目ざとく見つけた

鷲Washiの爪か・・
と一瞬思ったが
龍の指らしい・・
三本指の龍は日本のものですね・・と口にすると
そうなんです
干支Etoに因んだ
作品なんですという返事
辰年Tatsudoshiですね・・
これは、いちおう一輪挿しなのだそうです・・
それにしても凄い存在感・・
これはさっそく購入しました

そして
申年Sarudoshiの作品も


工房に持ち帰って
化石と並べても
存在感は負けていない・・
素晴しい

黒檀Ebonyで台を作り

このように・・

そしてあの一輪挿し・・


須藤さんの龍頭Ryuzuと
ツーショット

縄文土器の欠片Kakeraと
一緒に・・

素晴しい!

2016年6月7日火曜日

工房の様子 特注ラコート・タイプ

特注19世紀ギター
Lacoteタイプ(弦長630mm)の製作状況
ネックを収める箇所の加工

作業の様子は
以前UPしたYouTube動画を参照下さい





これは特別誂えのコテ鑿Nomi
フィッシュ・テールの形状は
こちらでさらに修正したものです



ネックとボディを接着





黒檀(コクタンEbony)の
バイディングを仕上げているところ


このスクレーパーは
3cm幅の彫刻刀から自作したもの



右が作り変える前の市販品
三木章の刻印が打たれている


刃付の道具
上はスクレーパー専用刃付棒(鋼製)


刃角度はこんな感じ
80度ほどか・・
刃先はできるだけ薄い方が何かと便利

2016年6月4日土曜日

工房の様子 そして近くの花々

特注Lacoteタイプ(弦長630mm)の
製作状況
ライニングを仕上げているところ

天水Takamiさんの生反り小刀(参照



先端の反りがもう少しほしいところ
これは研ぎながら徐々に修正していく予定
YouTube研ぎ動画

裏の様子

完了


こちらは工房裏の様子
変わったクモの巣を発見


近所の様子