2013年3月11日月曜日

粉末ハイス鉋


本黒檀削りに使うハイス(HSS)鉋(参照
ここ数年間新たに入手したものが永切れしてくれないので
粉末ハイス(powder metal high speed steel)
のものを使ってみることにしました

価格は通常のハイス鉋の2倍だが
背に腹は代えられない・・身幅は50mm


刃を研ぎ上げ、刃口にステレンレスを埋め出来上がり・・
ついでに先般手に入れた四方反り鉋の刃口にも埋めました
使ってみた感想は仕事で指板を削った際にでも報告します


伊丹でのマリア味記子さん

兵庫県伊丹市の「喫茶しゃべりば」で昨日行われた
マリア味記子さんの「リラックス・コンサート」
無事終了しました

皆さん熱心に耳を傾けて下さり
マリアさんのトークに対しても小気味よい反応が
返って来ていました










2013年3月5日火曜日

柿崎亨さんの蓮の絵




画家 柿崎亨氏の作品 「白蓮」
この作品は知人がFacebook上にシェアしていたもので
見た瞬間に一目惚れ・・
ということで手許にやって来たものであります・・

これまで蓮の絵を見たくなったら平家納経を開いていたのですが
これからはこの絵と対峙することになるでしょう・・

私の祖母は蓮根作りの名人であったということで
毎年掘った蓮根を近くの街まで行商に行っていたそうです
これは私が8歳頃までやっていたということですが
祖母が蓮根を売りに行っていたことは知らなかったものの
蓮畑は私の遊び場で、葉が大きく開いたときの
何とも言えない芳香に、何度も深呼吸をしたものです
たくさんの花が開いたときは思わずこちらも笑顔になったものでした
そういうことなので、蓮の花と葉の香りは
私にとって特別なものなのです

ですから蓮の花がこのように神々しく描かれているのを見てしまうと
もうこれは手許に置いておくしかないのですね・・

そういえば、蓮の花をギターのヘッドに象嵌したこともありました
今考えると奇遇ですね・・


2013年2月25日月曜日

今日の工房の様子


今日の作業の様子

製作中の2台のラコートLacoteタイプの
ネックとボディを膠接着しました









接着の様子は以前YouTubeにUPした動画と同様ですので
そちらを参照下さい













昭和40年に発行された「日本の職人」を入手

昭和40年(1965年)に発行された「日本の職人」を入手
これは主に江戸時代の
職人について
当時の絵を紹介しながら
述べられているものですが
砥石についても
少し言及されています

この絵はこちらのHPでも紹介していますが(参照
右の絵について
著者の遠藤元男氏は
「おそらく山城国と丹波国の
境にある原山の砥石山であると
思われる」
と指摘していられるが
その根拠を知りたい
ところであります・・

この絵が掲載されている
「日本山海名産図会」では
この絵の説明は「砥石山」
としかなされておらず
私も知りたいところでは
あるのですが・・