不思議な模様の石
墨絵のようにも見えます
一種だそうで
日本ではこのような
しのぶ石も見られます
模様が
ウィンクをしている
見えたりもする
あります
ようでもある
笑
これは鎌倉時代中頃(14世紀)
伊勢物語・藤原藤房筆本の見返し
平安時代末(12世紀)の
似た雰囲気があります
こちらは工房の様子
製作中の楽琵琶の
海老尾ebioを作っていることろ
ツゲ材を窓鋸で製材
新調したハイス鉋を試す
楽琵琶製作
槽 (甲)と鹿頸shishikubiを
繋ぐための加工
こちらは腹板の加工
陰月と半月を開ける
電動ドリルで3mmの
穴を開け
廻し挽き鋸で切り抜く
そして繰小刀で仕上げ
製作中の楽琵琶
紫檀の甲(槽)の厚み仕上
ほぼ出来上がりました
遠山は鹿頸shishikubiと接合後
彫り出します
夜はここ・・
使った道具の研ぎ
外丸鑿nomi・chisel と
外丸彫刻刀
今朝の丹波篠山、初雪
そこで俳句を一句
初雪や かわず飛び込む
枝の音
さて、こちらは
琵琶の譜丁と
その奏法について
説明されている箇所
「掻撥カクハチ」
「放撥ハナシバチ」
「一撥ヒトツバチ」
「返撥カエシバチ」
「懸弾カケヒキ」
「掻洗カキスカス」
「叩タタク」
説明だけでは
判然としない
ところもありますが
取り敢えず紹介しておきます
これも先日紹介した
中国唐代に書かれた
叙事詩「琵琶行」の一節
琵琶の音色が表現された件
「ソウソウ然として
京都keitoの声有り」
「大絃はソウソウとして
急雨の如く」
「小絃はセツセツとして
私語の如し」
「大珠 小珠玉盤に落つ」
原文
「四絃一声
帛(絹)を裂くが如し」
原文
上の琵琶行の表現を
鎌倉時代初めに書かれた
文机談bunkidanで
引用された箇所
についての説明で
「ばちおと(撥音)美麗なり。
四絃帛をさきて大珠
玉盤にあそぶがごとし」
と記されています
中国随代の塑像