2023年5月18日木曜日

ブリッジ接着 そして幕末の出版事情


工房の様子
ブリッジを接着




19世紀ギター
特注ラプレヴォット・タイプ
Laprevotte
弦長630mm

江戸時代後期の
本の行商人を描いた小説
「本売る日々(他二編)」
著者は青山文平氏

カバーの絵が素晴らしい

こちらは手許にある
幕末の貸し本
野居鷹nozuenotaka


挿し絵は北斎


文化五年(1808年)に
江戸で出版されたもので
これが兵庫県北部
但馬tajimaの出石izushi
の貸し本屋の印が
押されている
奥付を見ると出版した書肆は江戸になっている。この時代、大阪や京都にも出版書肆や書林はあったのに、遠い江戸から本が渡っているということに驚かされる。この小説「本を売る日々」のような本を売り歩く行商人の存在の影響か・・興味深い。

此本何方へ御かし申共相済み候はば早々御返し下され度候や

2023年5月17日水曜日

鳥のオブジェ そミツウネアワビ


黒檀の端材で作った
鳥のオブジェ



タラバガニのフィギュアを
乗せてみた


これは鮑貝の一種
ミツウネアワビ




2023年5月16日火曜日

グラスハーモニカとモーツァルト


モーツァルトの曲k617は
盲目のグラスハーモニカ奏者
のために作曲され
その楽器は、かの
ベンジャミン・フランクリンが考案した楽器だそうだ
当初は足踏みミシンのように
回転させていたが
現在のものは電動式と
なっているらしい
知らなかった




2023年5月15日月曜日

わっぱふじさんと雲のオブジェを合体!


ほぼ1年ぶりの大阪中之島

 
去年行った中之島美術館
過ぎて


隣にある国際美術館


ピカソとその時代展


ピカソはギターをいろいろと
描いてくれているが
今回の展示にも
何点かありました

一つはちゃんと6つの弦が
描かれているが


こちらはボディのところは
5弦なのに、指板のところは
4弦になっている
不思議なギター


ミュージアムショップでゲットした
「わっぱふじさん」

動画ご覧下さい


富士山と

自作の雲のオブジェを合体



2023年5月13日土曜日

八音抄と琵琶名物等作様


琵琶の名物について書かれた
琵琶名物等作様を
コピーさせてもらい
それを和綴じ




琵琶について書かれている
八音抄のなかの「たへたる」はこの琵琶名物等作様では
「たりたる」となっている


この箇所はこちらのHPで
紹介している八音抄のページを
書く際にも?となった
ところで、「たへたる」は
堪えるという意味かと判断し
「堪へたる」としていたが、「たりたる」=「足りたる」の
方が前後の意味が
通じるような気がする

そういったことなので
HPの八音抄を書き換えた