工房の様子
ブリッジを接着
19世紀ギター
特注ラプレヴォット・タイプ
Laprevotte
弦長630mm
江戸時代後期の
本の行商人を描いた小説
「本売る日々(他二編)」
著者は青山文平氏
カバーの絵が素晴らしい
こちらは手許にある
幕末の貸し本
野居鷹nozuenotaka
挿し絵は北斎
文化五年(1808年)に
江戸で出版されたもので
これが兵庫県北部
但馬tajimaの出石izushi
の貸し本屋の印が
押されている
奥付を見ると出版した書肆は江戸になっている。この時代、大阪や京都にも出版書肆や書林はあったのに、遠い江戸から本が渡っているということに驚かされる。この小説「本を売る日々」のような本を売り歩く行商人の存在の影響か・・興味深い。
此本何方へ御かし申共相済み候はば早々御返し下され度候や
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