注文していた本が届いた
表紙の絵はかなり詳細に
描かれていて
右手の様子では
爪は短めで
小指を表板に置いて
弾いている
左手は、親指が
指板近くに置かれている
これは現代の
クラシックギターでは
為されていない
19世紀ギターの
オリジナルには
小指を置いた痕跡が
残っているのもある
また、このように
予め小指を置くための
小指レストが付けられて
いるものもある
これは19世紀の
ギター奏者兼作曲家
ディオニシオ・アグアドの
教本に掲載されている肖像画
アグアドは教本では
右手は弦長の8分の1の
ところを弾くように
としているが
そのとおりの構えが
為されている
アグアドが考案したとされる
ギター保持具
当時もギターの構え方には
苦労していたようですね
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