撥弦楽器製作家・田中清人の仕事、 趣味に関するブログ
良い内曇りみたいですね。備前刀の映りについて面白いものがありました。備前物に移り(映り)の有る事は口伝有り、惣別備前物は丁子、歯並び、花並び、その他、色々6カ敷刃紋を焼くにより、其の儘焼き上げ一度に湯の中に入るれば、たぎる勢いにて、土落つるにより、少し冷ましてその後湯に入る、然る故土の薄く付たる所は早く冷むるによりて地になり、厚く付たるところは、冷め兼ねてある故、それが即ち移りとなる也。
いつ頃書かれたものなのでしょうかね・・刀剣界には知られているのでしょうか・・だれか実証した刀工はいないのか興味が湧くところです・・
書かれてた書籍は、だれでもご存知。得能一男先生の日本刀辞典です。参考文献に関しては引用が皆無なので、どの流派なのかはわかりません。要は時間差です。勘の良い方は、この文章をみるだけで、わかると思いますが、刃物の研磨や料理あるいは手品と同様に、わかる、ということと、できると言うことは、また、次元が大きく異なります。私の生涯学習の課題(日本様 鉄の研究)が一歩前に進みました。
日本様 ではなく 日本刀です。押し間違いました。老眼って治らないのかしら
ありがとうございます。日本刀辞典は持ち合わせておりませんがこういった一般的な本に書かれていることなら刀工の方々も知っているはず。ひそかに試みている人もいるのでしょうね。映りを出すことのできる刀工は今のところそれほど多くないようなので、難しいところなのでしょうね。「ズブ焼き入れ」の故・杉田刀匠は映りを実現させています。焼刃土を置いて刃文を出すことで実現している刀工は故・隅谷正峯氏が知られていますが氏は、映りは微妙な技術的操作で幾とうりか焼くことができる、と口にされています。
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5 件のコメント:
良い内曇りみたいですね。
備前刀の映りについて面白いものがありました。
備前物に移り(映り)の有る事は口伝有り、
惣別備前物は丁子、歯並び、花並び、その他、色々6カ敷刃紋を焼くにより、其の儘焼き上げ一度に湯の中に入るれば、たぎる勢いにて、土落つるにより、少し冷ましてその後湯に入る、然る故土の薄く付たる所は早く冷むるによりて
地になり、厚く付たるところは、冷め兼ねてある故、それが即ち移りとなる也。
いつ頃書かれたものなのでしょうかね・・
刀剣界には知られているのでしょうか・・
だれか実証した刀工はいないのか興味が湧くところです・・
書かれてた書籍は、だれでもご存知。
得能一男先生の日本刀辞典です。
参考文献に関しては引用が皆無なので、どの流派なのかはわかりません。
要は時間差です。
勘の良い方は、この文章をみるだけで、わかると思いますが、刃物の研磨や料理あるいは手品と同様に、わかる、ということと、できると言うことは、また、次元が大きく異なります。
私の生涯学習の課題(日本様 鉄の研究)が一歩前に進みました。
日本様 ではなく 日本刀です。
押し間違いました。
老眼って治らないのかしら
ありがとうございます。
日本刀辞典は持ち合わせておりませんが
こういった一般的な本に書かれていることなら
刀工の方々も知っているはず。
ひそかに試みている人もいるのでしょうね。
映りを出すことのできる刀工は今のところ
それほど多くないようなので、難しいところなのでしょうね。
「ズブ焼き入れ」の故・杉田刀匠は映りを実現させています。
焼刃土を置いて刃文を出すことで実現している刀工は
故・隅谷正峯氏が知られていますが
氏は、映りは微妙な技術的操作で幾とうりか焼くことができる、と口にされています。
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