2012年10月16日火曜日

「平清盛と西国の海」展に平家琵琶を搬入


明日10月17日から
12月2日まで
兵庫県たつの市
御津(みつ)町室津にある
たつの市立室津海駅館で
開催される
「平清盛と西国の海」展に
展示される拙作の平家琵琶
月影を収めに行ってきました

室津の岬は初めて訪れましたが
海の近くで生まれ育った
私にとってこの風景は
やはり心が躍ります

国道250号線沿いにある
道の駅からの眺め

まず、岬の先端に鎮座する
賀茂神社に挨拶に行きました
小さな岬と思っていましたが
立派な山門

そして境内の広さ
豪勢な社殿に驚きました



神社のすぐ脇からの眺め

神社は小高い岩山の
頂上に建てられています

賀茂神社がある岩山を下り
小さな湾を回ると
会場となる室津海駅館
があります


展示の様子

2 件のコメント:

源 信正 さんのコメント...

シーボルトゆかりの神社とは知りませんでした。
明治の廃仏毀釈は本当に罪なもので、日本を紹介した絵に描かれている多宝塔はそのときに壊されたそうです。
しかし、瀬戸内の眺めを描いた風景は今も健在なんですね。
有力な海人がその地にいたことがわかります。
キヨンドさんの琵琶が奏でる平家物語は素晴らしい物でしょうね。

楽器製作家 田中清人 さんのコメント...

シーボルトと室津については
御津町史でも取り上げられていますが、
室津は、江戸時代には外国使節をはじめ、
西日本諸国の領主たちの往来が多かったということです。
秀吉の時代は禁教令が出されるまでは
室津は播磨のなかでもキリスト教との
かかわりが深かったそうです。