2013年6月27日木曜日
2013年6月25日火曜日
兵庫県三田市藍本にある高川古墳群
ようやく工房前のアジサイが咲きました
もう随分前になりますがHPの方で
ここ丹波篠山の南に隣接する
兵庫県三田さんだ市藍本にある高川古墳群から
出土した大刀たちの鍔を紹介したことがあります
銀象嵌ぞうがんで隼人はやと紋が描かれているのですね・・
その発掘調査報告書をようやく手に入れることができたので
原色の画像をHPでも紹介しました
この鍔つばは2号墳から出土しています
以下は2号墳のその他の出土品
これは耳環と思われますが
金メッキと銀メッキが施されているのでしょうか・・
報告書では鍍金(金メッキ)については説明されていましたが
銀色のものについては
「肉眼で見たところほとんど銀色」と記載されているだけで
銀メッキについては言及されていませんでした
青色と黄色の小玉はガラスで、白い切子玉は水晶
右下の管玉3点は碧玉(参照)
奈良時代から平安時代にかけての須恵器
こちらは1号墳から出土した土器
古墳時代から江戸時代のものが出土しているとうことで
この古墳は交通の要所にあったため
古墳時代以降も墓として使われたのだろうと推察されています
2013年6月23日日曜日
2013年6月21日金曜日
古い会津鉋 重丸銘寸四
古い会津鉋、重丸銘の寸四鉋身(身幅61mm)を手に入れました
会津の刃物鍛冶を紹介した本でも紹介されていない銘です
全体に良い状態ではありませんが
なんとか裏を出すことができました
刃角度は約28度に修正
仕上げ研ぎは福井県産仕上砥を使いました
鋼は炭素鋼系、おそらく和鉄だと思われますが
焼き入れは甘めでギリギリ焼きが入っているという感じです
研ぎ上がりの刃先もそんな感じを受けます
市販のパーロッサ材の掘り台に収めました
ギターのブロック材削り専用にしたかったので
台を短くカットしました
今は一枚刃ですが、この後二枚刃にする予定です
製作中のLaprevotteタイプのネック材にする
マホガニーを荒削りしてみました(動画UPしました)
軽い切れで、削り肌に問題はありません
刃先が白くなるのが早い感がありますが
切れ味に変化はありません
その後、堅く粘りの強いツゲ材を削ってみましたが
刃先がやられることもありませんでした
優れた玉鋼や和鋼独特の永切れの様子です
手持ちの会津鉋の炭素鋼の中では最も優れている感があります
登録:
投稿 (Atom)