篠山市味間の二村(ふたむら)神社は
文保寺と並んで建てられています
この立派な門は文保寺の桜門
奥に二村神社の鳥居が見えます
右が二村神社、左は文保寺へ続く道
篠山には二村神社が三社あります
本来は見内という所にある二村神社だけだった
ということですが室町時代に座争いがあり
ここ味間の地に御神体が運ばれたそうです
地図参照
こちらは奥の神殿
神社一帯は静謐、清浄な空気に満ちています
こちらは奥の新田
神殿の屋根には三つ巴紋が見えます
この神社は松尾山と白髭(しらが)岳の麓にあり
この地域は銅を産出していたということですから
白髭と銅とくればもうサルタヒコしかありません・・
ここ篠山には、天武天皇の世に壬申の乱の際に
天武天皇に協力しなかった隼人を
篠山に追いやった歴史がありますが
天武天皇が遷都した近江の地には白髭神社があり
祭神は当然サルタヒコであります
近江と篠山のこの不思議な符合も
5 件のコメント:
これからの展開がたのしみですな。(-m-)
三つ巴の起源、なんとなくわかったような気がします。
勢力争いの融和ですね。
古来からの日本人、ヘブライなどの遠方の渡来人、近くの大陸からの渡来人、これらの力の結集を表しているものだと。
白黒で分けるでもなく、三色とも同じ色というのがいいと思います。
何々教でなく、神道という生き方の指標を表す精神的な建物の瓦の模様に採用された。
日本らしくていいな。
源 信正
三つ巴を勢力争いの融和とみるのは卓見ですね。
日月星。天地人。キリスト教の三位一体。
それぞれ一つ一つに役割があり、それらを融和させることにより
よりいっそうの発展がある。
哲学でもテーゼ(正)・アンチテーゼ(反)・ジンテーゼ(合)
という三つの概念の融和のくり返しにより諸般は
発展していくという、ヘーゲルの思想があります。
これなども、長い人間の営みを俯瞰した結果の
悟りでもあるのでしょうが、これらのことは古代の人々に
とっても希望であり理想でもあったのかもしれません・・
三つ巴紋の九鬼(くき)家に伝えられている九鬼文書(くかみもんじょ)
には、天黒人根神や天白人根神という神が記されていて、
白人根国はエジプトとされています。
それに加え、悉達留多(インドの釈迦)や迦毘羅飯命(釈迦の生家である城はカピラ城とされているのでその関係か)、
それから旧約聖書に登場する母宇世(モーゼ)に新約聖書の
伊恵斯(イエス)まで記述されているのです・・
キヨンドさんの知識の深さにはいつも脱帽です。
話は変わりますが、刀剣美術用の小論文をまとめました。
現在九州の関係者にその文章が回ってるところです。
表題は 日本刀の将来を憂う です、
要旨は日本国内に生き残った刀剣類のこれ以上の消失を防いでいこう というものです。
日本刀を危険物とみなしている方々に握りつぶされないなら、そのうちに、掲載されると思います。
A4一枚に凝縮したものです。
掲載されたらご連絡いたしますね。
源 信正
たいへん興味深いお話をありがとうございます。
その論文、こちらのHPで掲載させていただけないでしょうか。
もし可能でしたらメールででもお送り頂けるとたいへん嬉しいです。
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