三種の神器の一つは
八咫鏡 Yatanokagami
とされています
この画像の鏡は
福岡県平原遺跡から
出土している直径46.5cmの
内向花文鏡と
名付けられているものです
ヤタについては
諸説あるようですが
その一つに八咫を
円周の単位とする説もあります
これは奈良県柳本大塚古墳から
出土している内行花文鏡
直径39.7cm
ここに紹介した3枚の
内行花文鏡の内側の
花弁様の円弧が8枚なのが
気になります
最初のものは、中央部にある
紐を通す鈕chuの周りに
♠形の花弁様のものが
8枚鋳込まれています
内向花文鏡についての
曽布川寛氏による最新説「曽布川2014」
内向花文鏡のデザインは
古代中国の神仙思想を元にした
宇宙構造を表している、というもの
銅鏡中央の紐を通す鈕chuを
天極星とした釣天と連弧文で表された
八天を基本に構成されているとする
さて、こちらは
矢野祐太郎という人が
昭和の中頃に伊勢神宮に
所蔵されている八咫鏡を
写し取ったとされる図
八稜鏡ですね
文字については中央部は
ヘブル語である
という説もありますが
その周りの文字は
九鬼家に伝わる
中臣神世文字に
似ているところに
興味を覚えます
このような絵も残されています
これは平安時代の画家
百済河成が描いた
とされる牛頭天王
gozu-tennoは
素戔男尊
susanoono-mikoto
のことでもあります
九鬼家の紋の三つ巴が
八稜鏡の中に描かれている印
九鬼神伝から紹介
道教では八角というのは
魔除けともされているので
その影響もあるのでしょうか
八鈴鏡
七鈴鏡
六鈴鏡
五鈴鏡
小さなものには
四鈴鏡もあります
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