これは兵庫県姫路市にある
出土している剣ですが
(時代は5世紀)
柄頭を見て、おや
と思ってしまいました
これは古代ペルシャ
現在のイラン
ルリスタン州から
出土している剣の柄部分
これに似ているのです
時代は紀元前3000年頃
これは古代エジプトの
ガラス工芸品
これにも似ている
これは日本の木
朴(ホオ)の木の実
これにも似ている
枯れた状態
これは古代メソポタミアの
レリーフですが
朴の実にも似ている
この実は何でしょうか
そして古代エジプトの
壁面にも
謎が謎を呼ぶ・・
また、この柄頭の
周囲に銀で象嵌されている
文様は隼人紋のように
見えます
から出土している
隼人紋が象嵌されている
鍔の側部分
また、これはここ
丹波篠山の隣
三田sanda市藍本の
出土している剣の鍔
この文様も隼人紋
同様の鍔が
ここ丹波篠山市の
出土しているのです
この隼人紋も
兵庫県三田市にある
剣の刀装具
隼人紋
さて、こちらは古来から
日本に見られる
道祖神の像ですが
古代エジプトにも
同様のものが見られます
紀元前2700年頃
これは古代エジプト文字の
ヒエログリフ
日本の古代文字の一つ
豊国文字によく似ています
また古代エジプトの壁画に
見られる闘牛は
日本の鹿児島や
島根県隠岐島、愛媛県
などで行われている
闘牛と同じです
謎が謎を呼ぶ・・
隠岐島の牛突
これは奄美大島の闘牛
工房裏で咲いている
八重咲の水仙
近所で見つけたヒトクチタケ
枯れた松の木に付いていた
栗まんじゅうのような
美味しそうな姿だが
毒キノコ
工房の物置の一角
鬼太郎の父親
目玉おやじのような石と
抹茶茶碗
石で遊んでいたら
マントヒヒのようなものが
出来てしまった・・
以前作った端材オブジェ
琳派風山水画に
白蝶貝で作った
満月を付けてみた
こちらには三日月を
いま、「孤愁・サウダーデ」という小説を読んでいる
著者は新田次郎だが
絶筆となり、子息である
藤原正彦氏が
書き継いだもの
主人公は明治時代の
ポルトガル外交官モラエスとその妻福本ヨネ
600ページ以上ある
長編だが、いろいろと
興味深いことが満載
その一つ
これから初夏にかけて咲く
エニシダの花のこと
この花はポルトガルでは
ゲニスタ、スペインでは
イニエスタというらしい
ということはサッカーの
イニエスタ選手は
この花の名前(姓か)・・? 偶然にもモラエスも
イニエスタも神戸に
縁ができている・・
エニシダの花
こちらは今咲いている
レンギョウの花
よく見ると
エニシダの花とは
形状が違う
小説「孤愁・サウダーデ」に
書かれていることから
もう一つ
明治32年、神戸で
ペストが流行
これは史実で
明治32(1899)関西を中心
に罹患者は総計49名
(内死亡40名)で
内訳は神戸市22名
(内死亡18名)
大阪市21名(内死亡17名)
姫路で1名、その他
広島・福岡・和歌山・
長崎・静岡で死亡者
各1名ずつ
危惧した東京市長は
ペスト菌の媒介とされる
ネズミの買い上げ策を
同年12月27日の
東京参事会に提案
これは捕獲したネズミを
一匹五銭
(今の金額で1000円ほど)
で買い上げるというもの
これが施行されると
ネズミ捕獲器が
飛ぶように売れ、さらに
ネコを飼うことが大流行
夏目漱石が
小説「我輩は猫である」
で風刺するほどの
騒動だったようであります
神戸でのペスト流行は
半年ほどで
終息したようですが
明治32年は六甲山の鳴動と
群発地震が1年ほど続き
市民はかなり
不安だったようです