2010年4月3日土曜日

碧玉と九鬼水軍 その1

3月9日に紹介した、弥生時代中期とされる
兵庫県三田(さんだ)市 三輪・餅田遺跡から
新たに、碧玉(へきぎょく)加工に使われたと思われる
砥石などが発見されたということです


こちらは、前回、三輪・餅田遺跡で発見された
碧玉加工品の展示を見に行った際に
一緒に展示されていた出土品ですが
どれも遺跡のある三田市以外の所から
持ち込まれた石材だということです

チャートは三田市北隣の
ここ、丹波産のものだということです
この石は工房の近くを流れる篠山川でも
よく見られるものです


三輪・餅田遺跡の出土品が
展示してあった隣 には旧九鬼邸があり
ここも初めてだったので
見学させてもらったのですが
この後思わぬ展開がまっていたのです・・
入口の敷居をまたいで
きょろきょろと見まわしていたら
和服姿の見知らぬ女性が
この建物について説明を始めてくれて
中を案内して下さったのです
これには大変助かりました

歴史にもたいへん詳しいので
この施設の方ですか?と伺ったら
違うということでしたが
それ以上は追及せず
話に耳を傾けていました



これは床の間に飾られていたものですが
九鬼家は古来から優秀な水軍として
知られていたということです
これにはたいへん驚きました

和服の女性は九鬼家の由来も
教えてくれたのですが
それを聞いてびっくり仰天
目が点になってしまいました・・参照
しかし、このときには、九鬼(くき)家と
九鬼(くかみ)文書がつながっているということには
思いが至っていなかったのです

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