使い込まれた古い鉋身、義廣銘・寸六
後代のものと思われます(炭素鋼)
前所有者によってうまく裏出しが為されていたので
軽く裏押しをするだけで済みました
刃先の拡大画像
刃先がやや乱れていますが
焼き戻しが足りないのでしょうか・・
しかしながら、この程度でしたら削り肌には
ほとんど影響はありませんし
これまでの経験から、これくらいの方が
刃先が強靭で永切れするような気がします
新しい掘台を購入し、収めました
鉋身がだいぶ短くなっているので
台もそれに合わせました
押金も身に合わせて短くカット
試し削りの様子をYouTube動画にUPしました
最初に削ったのは堅めで粘りの強いメープル材
深いカール杢ですが
逆目は完全に止まっています
次ぎに削ったのは柔らかめのセドロ材
これは製作中の19世紀ギターのネック材として使うもの
そして柔らかめのスプルース材
これは19世紀ギターのブロック材として使うもの
動画撮影後の刃先の状態
ほとんど変化はありません
永切れが期待できそうです
Laprevotteラプレヴォット・タイプの
ブロック材削りにも使ってみました
仕上げたブロックを接着したところ
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