響板の表面仕上げを行っているところ
荒削りに使ったのは羅生門銘・寸六
鋼Haganeは特殊鋼(ヤスキ鋼青紙か)
かなり強靭な刃先で手持ちの中では
トップクラスの永切れを発揮してくれる
砥ぎ上げた際の刃先は乱れているが
楽器製作に使うには問題なし
刃先が細かい櫛刃状になっている影響か切れは軽快
長年寝かせたスプルースは、木細胞のミネラル分が
結晶化している影響(石気)か
通常の鉋だとあっという間に刃先が
磨耗してしまうが、この羅生門・寸六は
2台分の響板を荒削りしてもまだまだ刃先は健全
これには驚かされる
仕上げ削りに使ったのは
使った鉋は古い会津鉋
ここからはサウンドホールの縁飾りの部品を
作っているところ
サウンドホールの位置を決める
タイトボンドで接着
接着後
平に削っていく
仕上げ削りに使ったのは
古い会津鉋、重正・寸八
刃先は砥ぎ角度を修正中で、3mmほどを
約28度で砥ぎ上げている
鋼Haganeは玉鋼と思われる
手持ちの寸八鉋の中では
トップクラスの永切れを発揮してくれる
縁飾り出来上がり
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