2020年3月24日火曜日

南米ボリビアの古代文字



南米ボリビアで発見された
人物像の台座部分に
刻まれている文字と
よく似た文字を
他にも見付けました

これを見て
どこの国を想像されます
でしょうか
以外にも中国なんですね・・
それもかなり古い
殷代前期とされています
紀元前1500年頃でしょうか
中国最古の文字とされている
甲骨文字よりも古いもので
その甲骨文字や
その流れにある
漢字とは似ても似つかない
文字なので
中国としては
認め難いようです

それからこれも
上のボリビアの文字に
似た雰囲気がありますが
これはミケーネ文明の文字
紀元前2000年頃の
ギリシャ本土とクレタ島で
使われていた文字なのです
上の中国殷代の文字とは
500年ほど違っていますが
何か似た雰囲気があります



以下は日本で発見されている
古代文字の中から
上のものに似た雰囲気の
ものを紹介しておきます



それからボリビアの人物像は
男女と思われるのですが
日本にも同様のものとして
道祖神というものがあります
これは分かれ道などに
道しるべとして置かれたり
しているものですが

もともとはサルタヒコと
アメノウズメ
とされているものです
サルタヒコは古事記での
二回目の天孫降臨の際
ニニギノミコトの
道案内をしたことに
なっています
そのとき、ニニギノミコトの命令で最初にサルタヒコに
道を尋ねさせた
アメノウズメと一緒に
なっていますので
道祖神はそれが
元になっている
とされています

古代エジプトにも
同様の像があります
(B.C.2700年頃)

こちらは中国の古代神話に
登場する伏羲と女媧
この図で伏羲が
持っているのは
指矩(さしがね・三角定規)
女媧が持っているのは
コンパス
この解説については
この動画を参照下さい

そしてこれはパキスタン
インダス川流域の
モヘンジョダロ遺跡から
出土している神官像



同じ遺跡から出土している
踊り子とされる像
これは上の神官像と
対になっている可能性が
大きいのではないかと
思われます


注目したいのは
この像の左腕に
付けられている
腕輪のようなものですが

日本の弥生時代の
遺跡から出土している
この人骨が腕に付けている
腕輪とよく似ているのでは
ないでしょうか
(福岡県飯塚市にある
立岩遺跡から出土)

邪馬台国の卑弥呼も
弟が付き添っていた
ようなので
卑弥呼が神降ろしをする際に
神がかりになった
卑弥呼と対話役として
弟が役目を果たしていた
ということも考えられます

このことはモヘンジョダロの
神官と踊り子にも
言えるのかもしれません
アメノウズメは天照大神が
天の岩戸に隠れたときに
岩戸の前で踊って
アマテラスの気を惹いた
と神話にありますが
そういった意味では
アメノウズメも踊り子という
ことになります

今でも神社では神事の際に
榊(さかき)や笹(ささ)
あるいは鈴を持って
巫女さんが踊ったりしますが
これはかなり古い歴史が
あるのかもしれません

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