2021年6月10日木曜日

鋸いろいろ


両端は手許にある
小さめの窓鋸
右端は270mmの導突窓鋸
左端は刃渡り一尺
約300mmの伐採用窓鋸
中央は265mmの替刃鋸
刃は通常の江戸刃
このサイズと身厚の
窓鋸があれば
乾燥材の製材の幅が
広がるような気がする
窓鋸は縦挽き、横挽き
どちらも対応できる




左端の一尺窓鋸は
伐採用のためか
身の厚みが刃先から
背にかけて徐々に
薄くなっている
右側の2枚は身の厚みは
全体に均等

それぞれの挽き幅
左からレザーソー0.8mm、
導突窓鋸0.5mm、
一尺窓鋸1.5mm 

製材用のガガリ鋸

以下、描かれた
江戸時代の鋸いろいろ
和漢三才図絵で
紹介されている鋸
ノコキリ

人倫訓蒙図彙
Jinrin-kunmou-zui
で紹介されている鋸
角細工師
象牙を挽いている鋸は
現在の導突鋸のように
背が付けられている

大工daikuと木挽kobiki

変わった鋸

さし物師(指物師)

桶結師
okeyui -shi

臼師usu-shi

茶杓師
chashaku-shi
竹を挽く鋸も
象牙を挽く鋸のように
背が付けられている

櫛挽師
kushihiki-shi

面打師
menuchi-shi

木彫師
kibori-shi 

仏師busshi

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