三角縁神獣鏡には翼のある人物が
鋳込まれているものがあり、
一般的には西王母seioboとされる
場合が多いが、考古学者の原田大六氏は
これを倭迹迹日百襲姫
yamatototohimosohimeではないか、
としていて、たいへん興味深い。
倭迹迹日百襲姫は第7代孝霊天皇皇女
ともされていて、大物主神
oomononushinokami(奈良県三輪山の神)
との神婚譚や箸墓古墳(奈良県桜井市)伝承
で知られる巫女的な女性なので、
古事記•日本書紀からは消されている
卑弥呼himikoではないか、ともされている。
翼のある女神は有翼女神とも呼ばれ、
西洋では古代ギリシャ出土の
サモトラケのミケがよく知られている。
正倉院宝物の琵琶には背面に迦陵頻迦
karyobingaが象嵌装飾されているもの
があり、これも有翼女神の一種と思われる。
愛知県犬山市の東之宮古墳から
出土している三角縁神獣鏡
左は東王父touohfu
右は西王母seiohbo
とされている
西王母には翼があり
迦陵頻迦とも言える
迦陵頻迦
国宝、中尊寺の金銅華鬘に
見られる迦陵頻迦
阿弥陀経和訓図会(1864年刊)の挿絵
極楽浄土の迦陵頻伽と共命鳥
阿弥陀経変相に描かれている迦陵頻伽
古代ギリシャ出土の
サモトラケのニケ
実際は頭部がないが
こちらで適当に頭部を付けたもの
正倉院宝物の琵琶の背面
貝象嵌された迦陵頻迦
親戚のおばちゃんのような顔に
親しみがもてる













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