2011年8月12日金曜日

不思議な符合 飛騨の位山と芦屋市 その2

都竹昭雄(つづく あきお)著 「飛騨の霊峰 位山」から部分転載

この写真は乗鞍岳の麓にある岩で
横幅約2,5mほどの大きさだということですが
この岩にも位山にある岩と同じペトログリフ(古代文字)
刻まれています 地図参照
位山と乗鞍岳は30kmほど離れていますが
日本ペトログラフ(ペトログリフ)協会の
調べによると、この形状は
飛騨地方にしか見られないということです

私がこの象形を見ておや?と思ったのは
この形が槌(つち)に似ていて
そして興味深いのは
ナマズ石や弥生時代の会下山遺跡がある
兵庫県芦屋市には
打出小槌町という地名があるのです

こちらのHPの「日本刀について」で
宮下文書に記されている三種の神器について
少し紹介していますが 参照
そこで、「佐渡島より金、銀、黒鉄の三品の砂を
掘り集め剣刀知を師匠とし、三者が工夫を凝らし
黒鉄、金を解かして大槌、小槌を造った
大槌は黒鉄、小槌は金、さらに、鉄、金に銀を
三分混ぜて火で焼き解かし、平らな石の上で
手力男命夫婦が先に造った大槌小槌で
百日打ち鍛え宝剣を八本造った」
とあるように、刀を鍛えるにはまず槌が必要なのです
つまり、槌は鍛冶の最も大切な道具で
鍛冶の象徴でもあるわけです
そのマークを岩に刻み付けた
理由は
何だったのでしょうか・・



 

参考までに、これは刃物鍛冶の名工
千代鶴是秀が使っていたとされる
火造り用の槌です


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