飛騨(岐阜県高山市)に位山(くらいやま)という
霊峰があり、この山は古来から
岩座(いわくら)信仰の対象であり
龍神が守っているという言い伝えもあります
日本書紀をはじめとする
六国史(りっこくし)以外の古文書とされる
竹内文書や秀真伝(ホツマツタエ)でも
位山のことが記されていて
古代の高天原(たかまがはら)は飛騨であった
ことや、天照大神の岩戸隠れの話
それから弟のスサノオのことも記されているので
最古の産鉄民族の国であったヒッタイトから
インド経由で日本に渡って来た民族が
関係していたことになります
その一つに鹿島曻説があり、それによると
旧約聖書に登場するソロモン王率いる
タルシン船団が(紀元前10世紀頃)
アジア各地にコロニー(植民地)を作っていたが
それが日本にも及んでいたとしています
製鉄基地としては、八幡神社の総本社である
宇佐八幡が鎮座する大分県国東半島が挙げられ
そこでは紀元前7世紀頃とされる
大規模な製鉄遺跡が発見されています
これらのことを伏線として、先に紹介した位山を
見ていきたいと思うのですが
このことは以前紹介した
福岡県春日市と兵庫県芦屋市の
弥生時代の遺跡とも関係してくるのです(参照)
位山には巨石群が見られますが
このことからも位山が岩座(いわくら)信仰の
対象だったことが分かります
以前紹介した兵庫県芦屋市の
「ナマズ石」(参照:五段目)のように
位山の巨石にも古代文字が見られ
その一つの象形におや?と思ったのが上の写真です
2 件のコメント:
タルシン船団が(紀元前10世紀頃)
アジア各地にコロニー(植民地)を作っていたが・・・
現在のところ日本以外に遺跡跡が見当たらないことに関して
考察してみました。
中国、朝鮮は皆殺しの文化?であったからではなかろうか
と思われます。
他種族が侵入した際、技能者を他種族に渡す前に統治者が手にかけたのではなかろうか?
職人は文盲が多いことにあわせ、秘密にするため、特殊技術は口伝のみで行い、書としては残さない。
国内の備前長船の里でも、技術を外に出さなかったが故に、水害で里が全滅した時は、技術が失われて、技術が相当に進んだ現在でも、復活されていません。
キヨンドさんが紹介された焼き戻し一つにしても、知らなければ、鉄は使い物にならない脆い金属でしかない。
これまでに、どんな技術が失われたのでしょう。
源 信正
中国では製鉄遺跡も確認され
その概説書も発行されているようですが、
ほとんど邦訳はなされていないようです。
それを研究する専門家もそれほど多くないというのが
実情のようですね・・
春秋戦国時代(紀元前700~紀元前403年)の
遺跡には竪型炉で銑鉄を製造する方法がなされていた
形跡が見られるということですが
時代的に日本の国東半島の遺跡と合致しているので
おそらく中国の技術もヒッタイトの影響を受けている
ものと思われます。
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