山口県岩国産杭名砥の硬口浅黄で
燕鋼の鉋を砥いでみました
今回砥いだ燕鉋は身幅は55mm(寸四鉋)で
刃角度修正中で砥ぎ面は3mmほどしかありません
それでも前回の石社鉋砥ぎよりも良く反応しました
こちらはさらに硬めのもの
これは上の手に入れた状態から
サイドをカットしたものです
前回の石社鉋砥ぎでは、ほとんど反応しなかったのですが
燕鋼には砥ぎ幅が3mmほどと狭くても
驚くほど良く反応しました
これは以前紹介したハイス全鋼鉋砥ぎと
同様の現象で、このように硬い仕上砥は強靭な鋼ほど
良く反応するのです(参照)
刃角度修正中のため
刃先から3mmほどを約29度で砥いでいます
砥ぎ傷も前回の石社鉋(炭素鋼)よりも浅く
問題なく研ぎ上がっています
おそらく燕鋼は炭素鋼よりも強靭なため
砥ぎ傷が付きにくかったためと思われます
これは前回の石社鉋(炭素鋼)の砥ぎ傷
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