知人から貰った某有名メーカーの鉋身(右端・小鉋)を
台に挿げ、仕事で使ってみました
鋼は超特殊鋼系を思われますが
研ぎ上げるのになかなか苦労しました・・
左の2丁は、前回紹介した古い会津鉋
左が重輝銘、右は重春銘
鋼はどちらも玉鋼と思われます
製作中のマリアハープのブリッジ加工に使ってみました
材は深いカール杢のブラック・ウォルナットと
杢なしのブラック・ウォルナット
左端の重輝で荒削りを
そして右端の某有名メーカーのものと
その左の重春で仕上げ削りをやってみましたが
仕上げ削りは重春の玉鋼の方が切れが軽く
しかも永切れしました
これはマリアハープ4台分のブリッジ仕上げに使った状態の
某有名メーカーの刃先
仕上げ削りに使ったにもかかわらず
かなり刃先が白く磨耗しています
こちらは荒削りに使った玉鋼の重輝
削った量ははるかに上のものより多かったのですが
刃先はそれほど磨耗していません
上の某有名メーカーの鋼は硬く研ぎ上げるのに苦労しましたが
この玉鋼は楽に研ぎ上げることが出来
しかも永切れするのですから
鋼(はがね)というものはほんとうに不思議です・・
これは仕上げ削りに使った玉鋼の重春
これはそれほど使わなかったので
ほとんど刃先に変化はありません
出来上がった楽器4台のうちの3台
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