昨日紹介したH1鋼の小刀を含め
三種類の小刀で
削り比べをやってみました
最初にギターの響板(Spruce材)のバリ削り
この作業は通常は薄ノミで行いますが
今回は削り比べのため、小刀を使ってみました
YouTube動画UPしました
作業の途中、H1鋼は
木口削りでは切れの鋭さが足りず
割れを起こしそうだったので
木口には使わないようにしました
使った三種類の小刀
これは動画撮影後の状態ですが
刃先はどれもほとんど変化はありません
動画で最初に使ったのは
左端の玉鋼のもの
これは古い会津刃物、重春銘の銑から
自作したものです(参照)
次に使ったのは中央のSK3炭素鋼のもの
これはH1鋼と同様
若狭砥採掘の尚さんが鍛えてくれたもの
右端がH1鋼 全鋼のものです
裏の様子
次にギターの裏板に使った
Maple材を同様に削ってみました
H1鋼はメープル材では切れの重さは
あまり感じず、木口削りも問題なく行えました
動画撮影後の刃先の状態
ほとんど変化なし
これは動画撮影はしていませんが
ウォルナット材を削ってみたもの
H1鋼は切れも軽く
削る材によって手応えが大きく違うのは
興味深いところです
これくらいの削りでは刃先はほとんど変化なし
まだまだ切れます
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