2024年1月26日金曜日

イギリスの19世紀ギター事情

 

イギリスの19世紀ギターに
関する本を入手
たいへん興味深い

これは20世紀の写真ですが
ギタリスト
ジュリアン・ブリームが
子供の頃は
19世紀ギターを弾いていた
この楽器はパノルモですが

パノルモ一ギターの
ラベルの考察もなされている

これは1829年製の
パノルモギターですが
ボディは大型で
現代のハウザー製作のものと
ほぼ同じ形をなしている
ハウザーは大型のトーレスを
参考に作っているとも
言われているので
トーレスもこのパノルモを
参考にした可能性がある
とも言える

これも大型のパノルモで
フレットの位置を変え
音律を変えることができる
エンハーモニックギター
このギターも当時
かなりの数が作られていたようだ

エンハーモニックギターの
設計図

こちらは当時のイギリスの製作家
Philip James Bone が
自ら製作したギターやマンドリンを
使った合奏団 Bone's バンド

この写真は、かのプラッテン夫人の
ギターのレッスン室を兼ねた書斎

当時のギター価格表

エドワード・ライトが考案した
ディタルハープも紹介されている

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