製作中のMapleメープル仕様
特注モダン・タイプ(弦長630mm)の作業状況
補強材削りで主に使っている古い寸四鉋
銘は正清(地鉄は和鉄、鋼は玉鋼)
これは4年ほど前に紹介したことがありますが
鋼の焼きが甘く、こちらで使うにはやや無理があるので
先週、焼入れと焼戻しをやり直したものです
これで刃先はかなり強靭になり
さらに永切れするようになりました
補強材削り用として両側のミミをおとした特殊薄ノミ
刃幅24mmですが両端を1.5mmほど丸めています
銘は東京鑿共同組合のマークが入った弘正
鋼はヤスキハガネ青紙を思われますが
研ぎ易く、しかも切れも素晴しい文句なしの刃物です
これとは別に通常の八寸(24mm)薄ノミも使っていますが
本黒檀の木口削りでも軽い切れで威力を発揮してくれます
反り台の一枚刃小鉋
そして補強材の断面仕上げに使っている特殊鉋
これは自分で仕立て直したものです
こういった作業は体への負担はほとんどないので
刃物は選びません
まずサイズが重要で、とりあえず切れてくれればOK
作業を終え、掃除をしていると
その音を猫が聞きつけ、入って来ました・・
背中を掃くとなぜか嬉しそう・・
変なお方・・
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