前回に続き、スライスされた化石で
内部構造がよく観察できるものを見付けました
これはありそうでなかなか無いのですね
小振りの化石なので
ルーペで覗いてみることに
約9倍で撮影
内部の構造が立体的に観察できます
こうしてみると、アンモナイトの殻は
貝やオウムガイと違って
かなり複雑な構造になっていることが分かります
外側から見える縫合線
この縫合線はアンモナイトの種類に見られるもので
ゴニアタイトという古い種類のものは
単純な縫合線で、時代が下るに従い
複雑になっていくのだそうです(参照)
これは以前も紹介しましたが
アンモナイトの内部構造が立体で残っている
奇跡的な化石です(参照)
また、アンモナイトの化石を
このようにCTスキャンされた画像が
紹介されたサイトもあります(参照)
2 件のコメント:
アンモナイトをスライスするとこんな構造なんですね。
見事なまでに美しい造形ですね。
この隔壁が表面に向かってフラクタル模様のように広がって伸びて接合し、
複雑な縫合線になるのですね。
いやー全くもって素晴らしい。
スッポンモドキも感動しましたが、
これも大変素晴らしいものですね。
まったく驚いてしまいます。
これが数億年前から存在していたのですから
想像を絶します・・
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