鎌倉時代に描かれたとされる
当麻曼荼羅縁起絵巻
taima-mandara-emaki
から雲中供養菩薩
こちらは
観音堂建立の場面
番匠の仕事ぶりは
興味深い
光りを放つ仏像の形をした
自然石を彫刻して
仏像にしている場面
木葉型鋸を使っているところ
大きな角材を
挽き切っている様子ですが
この職人は左利きなのか
左手で鋸の柄を握り
その上に右手を添えている
もしかして、押し挽きなのか
鋸の歯も向こう側に
歯が切られている
ようにも見える
通常、日本の鋸は引いて使う
最後に、これが
仏像の形をした光る自然石
有元利夫が描いた
「出現」という絵を
連想してしまった
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