播州(兵庫県南部)発祥とされる日原大工の棟梁が
使っていた国弘銘寸三小鉋の刃を研いでみました(画像右)
先に寸六長台鉋の刃を研ぐ動画を
YouTubeにUPしましたので
今回は画像のみ紹介します
これは研ぐ前の状態
裏押しを行い、その後天然砥石で仕上げた状態
鎬面を研ぐ最初の砥石は
シャプトン「刃の黒幕」#320
次に同じくシャプトン「刃の黒幕」#1000
次は福井県産、常慶寺 ・赤砥で
人造砥石#1000の深い傷を消していきます
次に使ったのは群馬県産の沼田砥・砥沢虎です
これはやや粗めですので
同じ沼田砥でやや細かめの今戸虎で
砥沢虎の傷を消します
中研ぎの最後として硬めの改正砥(山形県産)をかけます
こうして徐々に研ぎ傷を消していった方が
仕上げ研ぎが楽に行え
結果的には早く研ぎ上げることができます
ここからは仕上げ研ぎです
最初に中継ぎとして、京都梅ヶ畑・中世中山産の戸前をかけ
最後に同じく梅ヶ畑産(山は不明)の
やや硬めの戸前で仕上げました
刃先は問題なく微塵に仕上がっています
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